石好き次郎– Author –
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石の物語
江戸時代の日本人は宝石をどう使っていたか——刀装具・印籠・根付の美学
江戸時代の日本人は、宝石を指輪にしなかった。刀の鍔、印籠、根付。持ち歩く実用品の中に、水晶や瑪瑙や珊瑚を仕込んだ。開けた人だけが気づく、隠れた贅沢の話だ。 -
石の物語
山梨県甲府市がジュエリーの都になった理由——戦国時代の水晶細工から世界の宝飾産業へ
甲府がジュエリーの街になったのは、昇仙峡の水晶と、それを磨く職人が同じ土地にいたから。水晶細工から、明治には輸入原石の加工へ、戦後は指輪の産地へ。昇仙峡では拾えないが、下流の荒川の河原なら水晶を探せる。 -
石の物語
御木本幸吉が養殖真珠を産業にするまで——三重県の真珠開発100年
御木本幸吉が1893年に半円真珠の養殖に成功してから、天然真珠の市場を変えるまで。何年も続いた失敗と、陰で技術を支えた研究者たち、真珠が光る仕組みを、石好きの目でたどる。 -
石の物語
戦国大名が城郭に使った石垣の石——花崗岩・安山岩・凝灰岩の選定基準
城の石垣の石は、近くの山から切り出すのが基本だった。運ぶ費用が安いからだ。花崗岩・安山岩・凝灰岩の違い、野面積みから切込み接ぎまでの積み方、転用石の探し方まで。 -
採集・体験
日本の川に砂金は眠る?歴舟川・球磨川・最上川を巡る
日本で砂金が採れる川は、北海道の歴舟川や山形の最上川などにいまも残る。ただし一日粘って数粒。金がたまる場所の読み方、パンニングの手順、黄鉄鉱や雲母との見分け方、河川法で気をつける線まで。 -
日本の石
日本刀の玉鋼——砂鉄から生まれる金属の宝石
日本刀の玉鋼は、海岸の黒い砂、砂鉄から作る。たたら製鉄で三日三晩、砂鉄13トンと木炭13トンを燃やして、取れる玉鋼は1トンに満たない。砂鉄の正体の磁鉄鉱、刃文のでき方、磁石での砂鉄の採り方まで。 -
採集・体験
森の水はどこから来る?奈良・川上村の水源地の森と源流館
川上村(奈良県吉野郡)の水源地の森は、吉野川源流の原生林を守るため、村の条例で一般の入山が禁止。水晶が採れると書いていた記事を訂正し、森と水の源流館、公式ツアー、地質の見どころをまとめ直した。 -
採集・体験
木曽川に水晶は流れてくる?苗木花崗岩の下流を歩く
木曽川に水晶は流れてくるのか。苗木花崗岩とペグマタイトの地質、川原で見られる石、水晶と石英の見分け方、情報の確度を整理した。 -
採集・体験
この石、何円になる?拾った石の価値を調べる方法
川原で光る石を拾った。家に帰って水洗いしたら、透明な六角柱が現れた。「これは水晶か?いくらになるのか?」——この疑問を持った瞬間から、石好きへの入口が始まる。しかし調べ方を知らないと、本物の水晶をただの石として捨ててしまうかもしれないし、ガラスの破片を「高価な石だ」と勘違いするかもしれない。石の価値を調べる工程は4段階だ。 -
採集・体験
南アルプスの川に水晶は眠る?山梨・早川を歩く
山梨・早川町の早川を歩く。水晶の確かな記録は見つからなかったが、町には国の天然記念物「新倉の糸魚川―静岡構造線」がある。河原の石、アクセス、宿まで。
