石好き次郎– Author –
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採集・体験
1億年前の石を自分で割る。全国の化石発掘体験
石ノミをあてて、ハンマーで叩く。岩がパキッと割れた。断面に——何かがいる。葉っぱの模様?貝の形?それとも骨?「自分で化石を発掘する」体験は、大人でも子供でも心臓が跳ね上がる瞬間だ。 -
都道府県の石
1914年の溶岩が道になった——桜島と屋久島、鹿児島の石と火山
鹿児島の石は、桜島から読む。1914年の大噴火で流れた溶岩は島と大隅半島をつなぎ、いまは道路の下にある。安山岩とデイサイトの火山、姶良カルデラ、年代の目印になる火山灰、屋久島の花崗岩まで、新しい石と古い石が一つの県に並ぶ。 -
採集・体験
日本の川と山に赤い宝石。ガーネット産地を巡る
宝石店に並ぶ赤いガーネットはインド・ブラジルから来ている。しかし日本でも採れる。福島・茨城・長野・大阪・熊本——産地が多様で、採集難易度も幅がある。ガーネットは「赤い石」と思われているが、実は緑・橙・黄・黒・無色まで14種類ある鉱物グループだ。 -
採集・体験
砂浜の黒い砂は磁石につく?砂鉄を集めて調べてみる
砂浜に磁石を近づけると、黒い砂が吸い寄せられる。これが砂鉄(さてつ)だ。日本には、砂鉄を原料に鉄を作る「たたら製鉄」の歴史がある。日本刀の「玉鋼」の原料として知られ、文化庁の日本遺産にも関連の物語が登録されている。 -
採集・体験
銅山トロッコの先で砂金探し。マイントピア別子へ
水樹奈々の声がトロッコのスピーカーから流れ出た。「一攫千金を狙いましょう」——そのアナウンスに笑いながら、廃坑道の奥へと進む。住友財閥の原点が、愛媛県の山の中にある。1690年から283年間採掘が続いた別子銅山。産出した銅の量は日本の鉱山史上2位。 -
採集・体験
3万年前の黒曜石を追う。長野・星糞峠で石器づくり
長野県の山の中に、石器工場の跡がある。3万年前、旧石器時代の人間がここに集まり、黒い石を割り、削り、矢じりを作っていた。その石が今も地面に埋まる。「星糞峠」——江戸時代から地元でそう呼ばれてきた場所だ。 -
採集・体験
砂金はどこで採れる?日本全国のゴールドラッシュ体験
日本で初めて金が出たとき、国は年号を変えた。その金が、いまも日本の川底に沈む。歴舟川(北海道)から別子(愛媛)まで、全国7か所の砂金採り体験を料金・時期・コツとともに案内する。夢の大きさは、だいたい米粒の半分だ。 -
都道府県の石
加藤清正の石垣と、熊本の二度の地震——熊本城と武者返し、石垣が語る戦国の知恵
9万年前、阿蘇の噴火の火砕流は山口県まで届いた。その火砕流が固まった溶結凝灰岩は、熊本城の石垣になり、阿蘇ピンク石として近畿の大王の石棺にもなった。熊本の石が語る、噴火と城と古墳の話。 -
都道府県の石
大分の石は温泉が作った——別府の温泉沈殿物・九重山の硫黄・姫島の黒曜石
別府の地獄は、色が違う。赤は酸化鉄、青は硫酸鉄、白は硫黄。地獄の色は、全部鉱物の色だ。明礬温泉の湯の花小屋では、温泉がいまも結晶を作る。温泉が作った大分の石をたどる。 -
都道府県の石
高千穂の神話と地質——天岩戸・火砕流・柱状節理を歩く
高千穂峡の柱状節理は、玄武岩ではなく、約9万年前の阿蘇の火砕流が固まった溶結凝灰岩だ。五ヶ瀬川が削った崖をボートから見上げ、天岩戸神社と天安河原の石積みへ。神話の伝承地と地質の見どころを分けて歩く。
