石好き次郎– Author –
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石の値段
「GIA証明書」は偽造できる——権威ある鑑定書が偽物市場で流通している
GIAの鑑定書は偽造される。厄介なのは、実在する別の石のレポート番号を合成ダイヤに刻む手口で、番号照合だけでは見抜けない。公式サイトの照合に加え、ガードルの刻印と内包物の図で、紙とその石が同じかを確かめる。 -
世界の石
蓮の花の色をした石——希少サファイア「パパラチャ」の色と価格
2018年、ユージェニー王女の婚約指輪で一気に名前が広まったパパラチャ。ピンクとオレンジのあいだの色には世界共通の定義がなく、同じ石が鑑別機関で名前を変える。色・価格・処理・産地の見方をまとめた。 -
石の物語
誕生石は1912年にアメリカの宝石商組合が決めた——「自分の石」が生まれた意外な歴史
「自分の誕生石は何?」には、すぐ答えられる人が多い。では、なぜその石なのか。誰が決めたのか。答えは1912年、アメリカの宝石商組合の会合にある。ルーツは旧約聖書の大祭司の胸当てまでさかのぼる。 -
石の物語
「青の歴史」——ラピスラズリが5000年間文明の「青」を支配し、フェルメールの絵を作った
「ウルトラマリン」——海の向こうから来た青。中世ヨーロッパで金に並ぶほど高価だったこの顔料の正体は、ラピスラズリを砕いた粉だ。宝石を画材にしていた時代があった。 -
日本の石
糸魚川とラピスラズリ——日本初の産出確認と、青金石をめぐる歴史
2026年2月、糸魚川で日本初のラピスラズリの産出が確認された。翡翠と同じ蛇紋岩メランジュから出たとみられる、世界でも例のない産状。見つかったのは、亡くなった愛好家2人が集めた石の中だった。 -
石の物語
フランス王室の宝石が革命の夜に消えた——パリの宝物庫「失踪事件」の真相
1792年9月、革命のさなかのパリで、王室宝物庫ガルド・ムーブルに泥棒が5夜続けて入った。レジャンやサンシーはやがてルーヴルに収まり、67カラットのフレンチ・ブルーだけが戻らなかった。来歴が途切れた石の行方をたどる。 -
採集・体験
子供の目が輝く。石・鉱物を探せる体験施設と河原6選
うちの子供も、家に石を持って帰るたびに「これなんの石?」と聞いてくる。その質問に答えるのが、石好きとして一番楽しい時間だ。子供が石に夢中になる瞬間は、ちゃんと見ていると分かる。宝石探し施設で砂を掘っていた子が「あった!」と叫んだとき。 -
採集・体験
パンニング皿の底に残るもの。砂金と重い鉱物の正体
砂金採りの皿は、砂金だけの道具ではない。比重の重い粒は、どれも同じ場所に残る。最後に残るのはたいてい黒い砂で、その中にガーネットやジルコンが紛れる。名前を確かめるのも、宝石かどうかを決めるのも、そのあとの話だ。 -
採集・体験
石拾いが変わる道具たち。初心者の装備から本格採集まで
石拾いの最初の一本はルーペでいい。地質ハンマーは岩から採る日の道具で、河原で拾うだけなら後回しでいい。10倍ルーペ、ハンマー、パンニング皿、ブラックライト、磁石の選び方と使い方、価格の目安を、足す順番で並べた。 -
都道府県の石
1914年の溶岩が道になった——桜島と屋久島、鹿児島の石と火山
鹿児島の石は、桜島から読む。1914年の大噴火で流れた溶岩は島と大隅半島をつなぎ、いまは道路の下にある。安山岩とデイサイトの火山、姶良カルデラ、年代の目印になる火山灰、屋久島の花崗岩まで、新しい石と古い石が一つの県に並ぶ。
