石好き次郎– Author –
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石の値段
石は、飾ると毎日出会える——見せ方・ディスプレイ・標本箱の選び方
しまうだけが、石の居場所ではない。棚の奥に箱で眠らせておくのも一つの残し方だ。それは拾った石を標本にするに書いた。だがもう一つ、飾るという選び方がある。目に見える場所に置けば、石は毎日視界に入り、拾った日のことをふと思い出させてくれる。 -
採集・体験
拾った石は、ラベルを付けて標本になる——産地記録と長期保存の全手順
拾ってきた石は、ラベルを一枚添えた瞬間に「標本」になる。洗って乾かすところまでは拾った石の洗い方に書いた。その先だ。どこで拾ったか、いつ拾ったか——それを書き残さないと、どんなにきれいな石でも、半年後にはただの石に戻る。 -
採集・体験
菱マンガン鉱とは——日本にもインカローズがあった、尾太・稲倉石鉱山の桃色
インカローズの正体、菱マンガン鉱(ロードクロサイト)は日本でも出た。青森・尾太鉱山の桃色は海外でOppu mineの名で通り、北海道・稲倉石鉱山のものはシャコタンローズ。どちらも閉山し、今は標本で会う石だ。 -
採集・体験
日本にもアクアマリンはある——花崗岩に眠る水色の緑柱石
アクアマリンは水色の緑柱石。日本でも花崗岩ペグマタイトから見つかり、茨城の真壁、岐阜の苗木、佐賀の富士町などに記録がある。ただし日本産は淡い色の小粒が多い。トパーズやアパタイトとの見分け方も。 -
採集・体験
石の中に桜が咲く——京都・亀岡の桜石と「仮晶」の不思議
桜石は、京都・亀岡の約2キロ四方でしか出ない菫青石の仮晶。断面に六枚の花びらが咲くのは、六角柱の結晶が三つ組んだ双晶だから。産地は国の天然記念物で採取はできないが、亀岡市役所の展示で実物が見られる。 -
採集・体験
砂金のじゃま者だったプラチナ——北海道の砂白金と、いまも見つかる新鉱物
砂金を採る人が、昔は捨てていた粒がある。金と一緒に川底の砂に沈んでいる、銀灰色の重い粒——砂白金(さはっきん)だ。金のように輝かないその粒は、かつて「砂金のじゃま者」として捨てられていた。だがその正体は、金より高価になることもあるプラチナ、白金族の金属だった。 -
採集・体験
日本の川にもサファイアがある——奈良・二上山麓の青いコランダム
サファイアと聞くと、ミャンマーやスリランカの宝石鉱山を思い浮かべるかもしれない。だが、日本の川砂の中にも、青いサファイアがある。奈良県香芝市の穴虫(あなむし)という地域では、戦前から川砂の中にサファイアが稀に見つかることが知られてきた。 -
採集・体験
日本でオパールは拾える?——コモンオパールの産地と、採れる場所・採れない場所
「日本でオパールが拾える」と聞くと、あの虹色に光る宝石を思い浮かべるかもしれない。正直に言う。日本で拾えるオパールの大半は、虹色の遊色を持たないコモンオパールだ。虹色に輝くプレシャスオパールは、日本ではごくわずかしか採れない。それでも、日本のオパールは面白い。 -
採集・体験
静岡で石を拾う——富士川・大井川・天竜川・伊豆、地質が生む多様な石
静岡で石拾いをするなら、天竜川の砂のガーネット、大井川の赤いチャート、富士川の穴だらけの溶岩、伊豆の海底火山の石。フォッサマグナ・南アルプス・伊豆が重なる県で、川ごとの石の違いと拾えない場所をまとめた。 -
採集・体験
秋の石拾いガイド——一番いい季節と、一番注意がいる季節
秋は水が引いて川原が広がる、石拾いに一番いい季節。同時にクマ、スズメバチ、マムシに一番気をつける季節でもある。開けた河原を選び、朝夕を外し、出没情報を見る。冷たい水に備える手袋など、秋の装備も。
