石好き次郎– Author –
-
採集・体験
冬の石拾いは、むしろ狙い目。虫がいない河原の静かな楽しみ
「冬に石拾い?寒いのに?」とよく言われる。でも20年やってきて思うのは、冬の河原は、むしろ悪くない。いや、夏より良い面もある。この記事では、冬の石拾いの良さと、冬ならではの注意点を、正直に書く。冬の良さは、それだけじゃない。順に挙げていく。 -
採集・体験
石拾いに、ほんとは道具はいらない——20年やってわかったこと
石拾いを始めたい。そう思ったとき、多くの人がまず「何を買えばいいか」を調べる。ルーペ、ハンマー、パンニング皿。道具の記事はこのサイトにもたくさんある。でも、20年やってきて正直に言う。石拾いに、ほんとうは道具はいらない。 -
採集・体験
愛媛で石を探す|関川のエクロジャイトと別子銅山、地底80kmの岩に会う
石は、深さも閉じ込めている。愛媛の関川には、地下80キロでできた岩が、河原に落ちている。エクロジャイトという岩がある。海の底の岩が、地下深くまで沈み込み、想像を絶する圧力で変成してできた石だ。赤いざくろ石と緑の輝石が混じった、重たい岩。 -
採集・体験
福井で石を探す|九頭竜川と勝山の恐竜化石、竜の川に眠る1億年
石の面白さの一つは、時間が閉じ込められていることだ。福井は、その時間がいちばん深い県かもしれない。福井は「恐竜王国」と呼ばれる。勝山市の地層からは、本物の恐竜の骨が次々と見つかってきた。 -
採集・体験
岩手で石を探す|久慈の琥珀と北上川、恐竜時代から黄金文化まで
私が石を好きになったのは、子供の頃、父と砂金を採ったからだ。だから、金の歴史が濃い土地には、つい親しみがわく。岩手はその一つだ。平泉の金色堂を輝かせた金は、みちのくの川から採れた。そして岩手には、もう一つ古い石がある。 -
採集・体験
富山で石を拾う|朝日町ヒスイ海岸と、北アルプスから海へ届く石
私は仕事で、翡翠を長く見てきた。翡翠は本来、険しい山の中で採る石だ。日本の産地のほとんどは、簡単には人を寄せつけない。ところが富山には、その翡翠が海から打ち上がり、砂利浜を歩いて拾える海岸がある。朝日町のヒスイ海岸だ。 -
採集・体験
熊本で石を探す|乙女河原・球磨川・阿蘇、火山と変成岩の県を歩く
熊本は火山の県だ。だが川原の石は、阿蘇だけでは説明できない。阿蘇の火山灰と溶岩、九州山地の変成岩、球磨川が刻んだ急流の地形——熊本は、火山と変成岩が同居する県だ。だから川が変われば、運んでくる石も変わる。この記事は、熊本のどの川へ行くかを選ぶための入口だ。 -
採集・体験
福岡で石を探す|香春岳・金辺川・平尾台、石灰岩と鉱物の県を歩く
福岡の石は、炭鉱だけではない。筑豊の炭鉱で知られる福岡だが、石の目で県を歩くと、別の顔が見えてくる。香春岳の石灰岩、採銅所の1,300年の鉱山史、平尾台のカルスト台地——石灰岩と鉱物が、この県を一本の線でつないでいる。 -
採集・体験
高知で石を拾う|仁淀川の五色石・四万十川、土佐の川が運ぶ色の違う石
高知の川は、青いだけではない。「仁淀ブルー」で知られる仁淀川。だが川原に降りると、足元には緑・赤・白・黒と、色の違う石が並んでいる。地元では「五色石」と呼ばれる。青い水面の下に、色とりどりの石が敷き詰められているのだ。 -
世界の石
化石が七色に光る——アンモライトと、産地の狭い世界の話
化石が、七色に光る。恐竜と同じ時代の海にいたアンモナイト。その殻が、何千万年の時をかけて宝石に変わったものがある。アンモライトだ。光を当てると、緑から青、赤へと色が動く。石そのものが虹をまとうように見える。この石が好きだ。
