石好き次郎– Author –
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採集・体験
伊豆の火山が残した石。菖蒲沢海岸で石英とメノウ探し
伊豆の石好きに「どこへ行けばいい?」と聞くと、だいたい同じ答えが返ってくる。「菖蒲沢だけは外せない」——静岡県賀茂郡河津町にある菖蒲沢海岸(しょうぶざわかいがん)は、石英・メノウ・水晶が浜に溢れる海岸だ。 -
採集・体験
波打ち際にメノウを探して。日本の海岸と見つけ方
メノウは日本の海岸で最も見つかりやすい天然宝石だ。石英の仲間で、細かい結晶が縞状に積み重なった構造を持つ。赤・白・灰・茶——波に磨かれてツルツルになったメノウは、海岸の礫の中に混じって打ち上がる。縞模様と半透明の光沢は、一度目に焼き付けると忘れない。 -
石の値段
昇仙峡で水晶を買う前に知ること——山梨産と加工品の違い
昇仙峡で水晶を買う前に、知っておきたいことがある。山梨県甲府市の昇仙峡は「水晶の聖地」として知られ、峡谷沿いには宝石店・土産店が並ぶ。しかし並んでいる水晶の多くは「山梨産」ではない。 -
石の値段
「パワーストーン」を買う前に知っておくべきこと——石研究家が正直に話す
パワーストーンという言葉に、石研究家として複雑な気持ちを持っている。水晶・アメジスト・ローズクォーツ——どれも地球が何億年もかけて作った本物の鉱物だ。その美しさに惹かれて石を手に取 -
石の謎
「ガーネット」は赤い石ではない——全宝石中最高の虹を持つ「青いガーネット」の存在
「ガーネット(garnet)」と聞くと、ほとんどの人が「暗い赤い石」を思い浮かべる。ガーネットは鉱物グループの名前だ——化学組成が近い鉱物が6〜10種以上含まれる。その色は赤・オレンジ・黄・緑・紫・青・黒・無色まで——ほぼ全ての色が存在する。 -
石の謎
「9,900万年前の昆虫が石の中で生きている」——白亜紀の琥珀が明かす恐竜時代の真実
琥珀の中に閉じ込められた蚊——その血液からDNAを取り出して恐竜を復活させるという物語だ。映画は空想だが、前提の「琥珀に閉じ込められた生物」は事実だ——現実の琥珀は、白亜紀の世界をタイムカプセルに閉じ込めたタイムカプセルだ。 -
石の値段
拾った石にはどんなレポートが取れる?——鑑別書・グレーディング・査定の違いと費用
散歩中に拾った石の「正体」を知りたい——そう思ったことはないだろうか。鑑別書・ラボレポートは、検査対象について石種や処理等の分析結果・意見を記載する書類だ。GIA(米国)・中央宝石研究所(日本)・SSEF(スイス)など機関によって、対応する石種や記載項目が異なる。ただしこれらは価値を保証したり、所有権を証明したりする書類ではない。 -
日本の石
8,500万年前の虫が手の中に入る——日本の琥珀と、久慈の公式採掘体験
1993年の映画「ジュラシック・パーク」で、琥珀の中の蚊から恐竜のDNAを取り出して恐竜を復活させる——その設定が世界中の人の心を掴んだのは、「虫入り琥珀」という存在がリアルに実在するからだ。樹脂に閉じ込められた蚊の化石。 -
日本の石
日本で翡翠に出会える場所——糸魚川の海岸と見分け方
新潟県糸魚川市は、日本で翡翠(ヒスイ)に出会える数少ない場所だ。採集歴20年の石好き次郎が、翡翠海岸の歩き方・見分け方・持ち帰りのルールを案内する。 -
日本の石
1億2,000万年前の海底が今の山の中にある——日本で化石が拾える場所
ハンマーを振り下ろした。岩がパキッと割れた。その断面に——コイル状に巻いた石の模様が現れた。アンモナイトだ。8,900万年前の生き物が、今この瞬間、自分の手によって8,900万年ぶりに地表に出てきた。「化石はたくさん出てきます。
